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ビジターセンター

​チバニアンのこと、地磁気逆転のこと、化石のこと、地層の研究の歴史などについてパネルや展示で紹介しています。ガイドスタッフが常駐していますので、地層見学前にお立ち寄りください。

背景
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利用案内

名称:市原田淵地磁気逆転地層ビジターセンター    
  (愛称)チバニアンビジターセンター         
所在地:〒290-0546千葉県市原市田淵1157番
開館時間:午前9時~午後5時(4月~9月)、午前9時~午後4時(10月~3月)
休館日:毎週木曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
※木曜日が祝日の際は、その日以前の最も近い平日に休館日を振り替えます。

【お問い合わせ先】
電話/FAX:0436-96-2755
メールアドレス:info@tabuchi-chibanians.com


・川面付近など足元が不安定な場所を歩きますので、見学に際しては長靴もしくは靴底のしっかりした履物をおすすめします。
・雨天や雨天後には川が増水しており大変危険です。近づかないようお願いします。
・地層の近隣は民有地です。地元の方々のご理解とご協力により地層観察が可能となっていますので、ご承知おきください。
・地層は極めて貴重な資料ですので、削るなどの行為は絶対に行わないでください。

地層の見学の可否について

チバニアンの地層は養老川の増水状況によっては立入禁止となります。
チバニアンビジターセンターのインスタグラムやフェイスブックで、地層の見学が可能かどうか情報発信していますので、ご来訪いただく前にご確認ください。

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展示内容の紹介

​カウンター

ガイドツアーのお申し込み、各種お問い合わせ、チバニアン関係の書籍やお土産品の販売を行います。また常駐のスタッフはガイド講座にも参加しており、皆様のご質問にお答えします。

剥ぎ取り標本と地磁気逆転

田淵の西約1.5kmのところにある、市原市柳川で採集した剥ぎ取り標本です。GSSPに選ばれた「白尾火山灰層」を間近で見ることができます。また地磁気逆転について学べるポスターやパネルを掲示しています。

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化石写真とモニター

モニターでは常時チバニアンに関係する映像6本を上映しています。ご希望で特定の番組を選ぶこともできます。また英語の映像もご用意しています。モニター周辺には、チバニアンのもう一つの見どころである貝化石、生痕化石、花粉化石についてのパネルを通し、チバニアンの時代を学ぶことができます。

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ゴールデンスパイク(レプリカ)

白尾火山灰に設置されているGSSPの証「ゴールデンスパイク」のレプリカです。素材は真鍮(黄銅)でできており、重量は約15kgあります。日本ではここにしかない貴重なものです。

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化石標本の展示

展示されている貝化石や生痕化石はすべて養老川から採集したものです。百万年前に海底に生きていた貝や海生生物の痕跡を実際に触ることもできます。地層前の河床には化石類をたくさん見ることもできます。地磁気逆転だけでなく、チバニアンを身近にお感じ下さい。

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地形模型

なぜチバニアンが千葉の房総丘陵にあるのか?それは百万年もたっていない新しい地層が地上に隆起しているところが千葉とイタリア以外にほとんどないからです。新しい地層は、長く地中にあった地層より当然軟らかい状態で隆起してきます。上総地方では古くから「素掘りトンネル」「川廻し」など、地層に「手掘りの穴を掘る」ことで地形を変え、生活を豊かにする努力をしてきました。そのあとをこの地形模型で確認することができます。ぜひ先人の努力と知恵の一端に触れてください。

新ガイダンス施設

令和9年度オープン予定の新園路や新しいガイダンス施設などのチバニアン周辺の見学環境整備が始まっています。施設は隈研吾建築都市設計事務所の設計であり、現在の仮施設に代わって、皆様に「チバニアン」や「地磁気逆転」を分かりやすくお伝えします。

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