民俗

庚申塔・庚申塚(こうしんとう・こうしんづか)

「庚申(かのえさる)」の日の夜に寝ている人の体から「三尸虫(さんしちゅう)」という虫が抜け出し、天帝にその人間の行動を報告し、天帝はそれによって人間の寿命を決めるという言い伝えがあります。それを避けるために庚申の日は庚申塔の近くに作られた、庚申堂で徹夜で宴会をしたんだとか。多くは「青面金剛(しょうめんこんごう)」という仏像の下に三猿(見ざる聞かざる言わざる)が彫られているようです。田淵の庚申塔には「享保14(1729)年」の年号が刻まれています。

地蔵尊と三山信仰

田淵会館近くの、歴史編でご紹介したかつての街道沿いに何体かの地蔵尊があります。「寛政元年(1789)」の年号が見られるものもあります。一番大きな地蔵の台座には「賽の河原で石を積む子供」が刻まれており、大変珍しいものだそうです。また市原には江戸時代から「出羽三山(でわさんざん)」への三山(さんやま)信仰が盛んであり、市内あちこちに石碑や三山塚が見られます。田淵会館の庭にある塚もその一つのようです。現在も田淵町会のメンバーで数年に一回の三山詣でが続けられています。

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