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民俗
庚申塔・庚申塚(こうしんとう・こうしんづか)

「庚申(かのえさる)」の日の夜に寝ている人の体から「三尸虫(さんしちゅう)」という虫が抜け出し、天帝にその人間の行動を報告し、天帝はそれによって人間の寿命を決めるという言い伝えがあります。それを避けるために庚申の日は庚申塔の近くに作られた、庚申堂で徹夜で宴会をしたんだとか。多くは「青面金剛(しょうめんこんごう)」という仏像の下に三猿(見ざる聞かざる言わざる)が彫られているようです。田淵の庚申塔には「享保14(1729)年」の年号が刻まれています。
地蔵尊と三山信仰
